『SONY MDR-EX1000』レビュー いつまでも色あせない僕のモニターイヤホン
こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthful)です。
僕は通勤時間が比較的長くて、その間音楽が欠かせないのですが、毎日聴く音だからこそ音質にはこだわりたいですよね?
電車の音もかなり大きいことは間違いありませんが、それでも良い音で気持ちよく通勤したいのです。
ということで、普段使っているイヤホンの話です。
SONY MDR-EX1000
2010年に発売されたこのイヤホン。ソニーのサイトではインナーイヤーレシーバーと書いてありますね。
当時のEXモニターシリーズの最上位機種です。8年も前の機種ですが今でも購入可能な現行モデルです。ロングセラーでありユーザーからの人気が伺えます。
独特なデザインでありデザイン面でも当時は話題になっていたのではないかと思います。
(その頃にはポータブルオーディオにそこまで興味がなかった。。)
本体の特徴
性能的なところは他の方のレビューなどにおまかせして。
EX1000はリケーブルと言って、ケーブルを交換することが可能なタイプです。断線などでイヤホンが聴こえなくなるというのはよくあることですが、リケーブルをすればそれも回避できます。
片耳だけが聴こえなくなってしまって、新しいのに買い直す。なんてこと経験あるのではないでしょうか?
そんな時、イヤホン本体ごと買い換えるのではなく、ケーブルだけを買えば良いのです。高価なイヤホンの場合は大変助かる機構ですね。
こんな感じで着脱が可能です。
しかし、筐体部分思ったよりボロボロだな。。。
3-4年使ってるいるのですが、雑に扱ってるのが丸わかりでお恥ずかしい。。。
ケーブルもそれなりの値段ですが、本体ごと買い替えるよりは全然安価。僕も2回リケーブルしています。
当時の最上位モデルだったEX1000。良い音でリケーブル可能なら。もうイヤホンで迷わないように一生モノと決意して購入しました。
聴いてみて
使用環境としては、SONY WM1Aの本体で、EX1000のケーブルをNOBUNAGA Labs
の4.4mmΦバランス端子用に改良して使っています。
バランス接続は本当に音が変わるので試してない方はぜひ!
モニターイヤホンというだけあって、音はかなりフラット。低音が主張してくることもありません。
大口径16mmダイナミック型ドライバーユニットを採用。ダイナミック型ならではの存在感のある低音と広ダイナミックレンジ、広帯域再生。帯域が広いため低音から高音までバランスよく、原音に忠実なクリアサウンドを奏でます。
ソニー商品情報サイト
公式サイトでは存在感のある低音と書かれております。確かにしっかりと低音も鳴ってくれますが、よくありがちな音量を上げると汚く聴こえてしまうような強すぎる低音ではなく、楽器の鳴らし方が分かるような繊細な鳴り方のように感じます。
音場も十分に広く、楽器の音などは鳴っている位置を感じることができます。
もちろん価格を考えるともっともっと上のレベルが存在するのは承知ですが。
音に集中すればどんな歌い方をしているのか、どんな楽器が使われているのかを感じることができます。これがものすごい楽しい。
大体僕の場合は、楽器の鳴り方だったり、ドラムの数とか特徴がありそうなことに気づけると、その楽曲のことをネットで調べます。
そうすると、アーティストがその楽曲を作ったときのこだわりや裏話などがでてきたりして愛着が湧いていくのです。
で、どんどん聴きたくなると。
仕事帰りの静かな夜道、EX1000で聴く音楽は朝駅まで向かう道で聴く音とはちょっと違ったりします。細かく聴こえてくるのです。
静かな環境で聴く、このEX1000は今まで聴こえてなかった音に気づかせてくれた大事なイヤホンです。
よろしければこちらもどうぞ。
しかし、最近悲しいニュースが。。。
MDR-EX1000付属1.2m、0.6mケーブル、販売終了のお知らせ - 店長のつぶやき日記。。。
EX1000の接続端子は独自規格であり、最近はソニー製イヤホンでも使われていないタイプなので、リケーブル用もそんなに商品が豊富なわけではなく手軽に入手できるものでもありません。
eイヤホンさんでは他社品の取扱があるようですが。。。
これはリケーブルがもうできない??
規格を変換してリケーブルできるようにするしかない???
mmcx化を真剣に考えねば。
まぁ断線しないように大切に使いなさい。って話ですよね。。。
雑な扱いをしてしまってすみません。
なくなってから大切さにきづくとはまさにこのことですね。。。
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