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ついに発表されたα7SⅢ 4K動画時代の本命機?? α7RⅢユーザーからみたSⅢ

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こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthfulです。   

 

 

カメラ業界がミラーレス新モデルの発表が相次いで盛り上がっていますね。

ソニーからもα7シリーズの新型モデル「α7SⅢ」が発表されました。

 

僕はこの春にα65という一眼レフカメラを購入し、パパカメラライフを満喫していて最新モデルを購入するモチベーションなどはないのですが、今回は発表をみて興奮してしまったので、本当にほしくなるカメラなのかどうかを考えるために、文章で書いてみようと思いました。

 

α7SⅢは後述するように動画撮影にうれしい機能がたくさんのカメラなのですが、僕は普段動画は子供の姿くらいしか録らないので、スチルカメラとしての観点からも考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

α7シリーズについて

 

 

 α7シリーズはソニーから発売されているフルサイズミラーレスカメラ。

フルサイズミラーレスカメラとしては他社よりも早く販売していることもあり、ラインナップが豊富なのも特徴です。

 

 

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シリーズの中でもそれぞれに特徴があり、今大人気の「α7Ⅲ」はBasicモデル。僕の持っている「α7RⅢ」はResolution(高解像度)モデルで、今回発表された「α7SⅢ」はSensitivity(高感度)モデルとなります。

  

 

α7SⅢ(ILCE-7SM3)

 

 

α7Sシリーズは高感度モデルということで、暗いところでもノイズが少なくきれいに撮れるというのが特徴だったのですが、いつからか動画用途での需要が大きくなり、いまでは動画撮影機としての期待を背負う機種になっています。

 

前モデルのα7SⅡの発売から5年が経ち、動画作品やVlogの価値なども随分変わっており期待値がかなり高まっていました。

待望と思っている方も多いのではないでしょうか?

 

 

デジタル一眼カメラ α(アルファ)

 

 

ソニーのWebサイトを見てみても、やはり「映像世界」となっているように動画撮影を前提とした機種になっていることが分かります。

 

 

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その最大の特徴と言えるのが、このバリアングルモニターです。

 

最近のYou Tube動画では、自撮りも豊富なVlogが流行っているため、バリアングルモニタの需要がとても高いのですが、これまでのα7シリーズでは対応されてきませんでした。動画撮影を前提としているためようやく対応したということでしょう。

 

 

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写真撮影の場合でもアングルの自由度が増えるので良いですね。

 

 

 

 

公開されているコンセプトムービーをみても、全面に動画撮影を押し出しているのが分かります。

 

 

こんな本格的な動画撮影をする人間ではないのでどうかな

 

 

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α7SⅢのスペック一覧表も作ってみました。

僕が普段使っているα7RⅢとの比較になります。

 

 

  α7RⅢ α7SⅢ
名称 ILCE-7RM3 ILCE-7SM3
発売日 2017/11/25 2020/10/9
ソニーストア価格 329880円+税 約41万円+税
撮像素子 35mmフルサイズ 35mmフルサイズ
有効画素数 約4240万画素 約1210万画素
APSクロップ時 約1800万画素 約510万画素
質量 572g 614g
ファインダー時撮影枚数 約530枚 約600枚
連続撮影速度 最高約10コマ/秒 最高約10コマ/秒
記録媒体スロット数 2 2 w/CF-typeA
位相差AF点数 399点 759点
コントラストAF点数 425点 425点
測距輝度範囲 -3~20(F2.0時) -6~20(F2.0時)
ISO感度(推奨) ISO50-102400(拡張) ISO40-409600(拡張)
シャッタースピード 1/8000-30秒 1/8000-30秒
RAW出力 14bit 16bit
液晶モニター 3.0型 144万ドット 3.0型 144万ドット
ファインダー 0.5型電子式ビューファインダー(EVF) 0.64型電子式ビューファインダー(EVF)
総ドット数 368万画素 944万画素
動画撮影 4K 30p 4K 120p
撮影時間制約 30min
モニタ チルト バリアングル
タッチ操作 △ ※制限あり
手ぶれ補正 ◯ ※5軸補正 ◯ ※5軸補正
瞳AF

 

 

赤字箇所が比較して有利な項目なのですが、なんとほとんどα7SⅢ。

シリーズの3番目という点では同じなのですが、発売が3年違うところで2世代分くらい技術が進んでる感じなのでしょうね。

 

 

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バリアングルモニタになっただけでなく、上面のボタン配置にも変化があり、カスタムボタン(C2)の横が動画ボタンになっています。

 

 

気になるところ 

 

仕様などをみて、僕が気になっているのはこちら。 

 

 EVFのスペック

 

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写真を撮るときに欠かせないのがビューファインダーです。

最近は背面ディスプレイにもリアルタイムでライブビューされるのが当たり前なのでそちらで済ませる方も多いと思いますが、落ち着いてカメラの世界に浸るならビューファインダーを覗いてとりたいですよね。 

 

 

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で、α7SⅢの仕様をみると、ビューファインダーが944万画素(世界初らしい)という超解像度。

ちょっと目を疑いました。

 

僕のα7RⅢは368万画素なので倍以上!!

 

α900という光学ファインダーの最高峰とよばれるような一眼レフを持っていて、使っていても光学ビューファインダー最高!って感じなんですけど、ここまでのドット数になるとどれくらい光学ビューファインダーに近づいているのかが気になります。

 

 

DSC09322

 

 

こういった景色を944万画素という解像度のEVFを覗き込んでしまったら、きれいすぎて戻ってこれないかもしれないですよ。

 

ビューファインダーは写真撮影時も必ず見るものなので、動画でなくても恩恵は大きいはずです。

 

だめだ、気になる

 

 

4K120pってどうなの?

 

これまでのα7シリーズでも4K動画は録れましたが、フレームレートが30pまででした。最近は各社のミラーレス機で4K 60pの動画撮影が可能になってきていて、α7SⅢも同様に60pはくると思っていましたが、一気に飛び越えて、4K120pでの撮影が可能に!

 

4Kでスロー撮影が可能になるということ。しかも30分の録画時間制約がないらしい。

 

僕は動画を録るのは子供の姿くらいなのですが、昔はよくしていた編集などもする機会も最近はめっきりなく、保存するにも容量的に抑えられるフルHDで録ることがほとんどで、4Kまでは手をだしてきませんでした。

 

 

 

 

 

 

一方で、You Tubeなどを検索すれば、気軽に4K動画が見れるような時代になり、来年開催予定のオリンピックでも 4K解像度の映像を見る機会が増えそうですし、これからは4K映像は身近な存在になるのは間違いないと思います。

 

しかし宇宙からα7SⅡで撮影するってすごい試みですね。。。

 

 

 

 

メーカー公式のものでなくても、色んな方が4K動画を作成してアップされています。こちらは僕がよく参考に見ているYAMAさんという方の作品。

すごい癒やされる。

 

使っている機種やレンズもでているので大変参考になりますし、4K画質に息を呑みます。

こういうすごい作品を観ると、機材を揃えれば自分でも・・・

 

と思ってしまうのですが、そうはうまくいきませんw

 

でも目にする機会がだいぶ増えてきたので、自分でも撮ってみたくなります。

 

 

4K動画はすでに身近なものになっていて、 チャレンジするならばそろそろ・・・なのかも

 

 

1200万画素ってどうなの?

 

実は、数年前にα7S(無印)を数日間借りたことがあり、今回その写真を引っ張り出してきました。α7Sシリーズは変わらず1200万画素の画素数なので参考になるかと思います。

 

この1200万画素という低画素数は、フルサイズセンサという決まったセンサ面積の中で、ひとつ辺りの画素サイズを大きくすることで、光を沢山取り込めるようにできるため、ノイズが少なくなったり暗いところから明るいところまでを鮮明に映せるようになるというメリットがあります。

 

1200万画素だからスチル写真は厳しいかもというような話もネット上でみますが、僕としては全然問題ないイメージです。

 

 

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SONY α7S, Vario-Tessar FE 24-70mm F4 ZA, ISO200 24mm 1/2500sec f/4.0

 

 

上高地での写真です。

ダイナミックレンジの広さに驚いた覚えがあります。

風景写真も全然いけます。 

 

 

上高地いいところだったなー

 

 

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SONY α7S, Vario-Tessar FE 24-70mm F4 ZA, ISO400 24mm 1/2500sec f/4.0

 

 

当時一緒に持っていたα900(2400万画素)とも比較をしましたが、画像処理の進化面もあり違いは全然わかりませんでした。

とにかく言いたいことは、僕のように趣味で写真を楽しむような人間では画素数で困ることはないってことです。

 

ただ、APSクロップ撮影などでは画素数が500万画素程度になるので、さすがに厳しいかもしれません。 

 

 

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SONY α7S, Vario-Tessar FE 24-70mm F4 ZA, ISO100 24mm 1/160sec f/4.0

 

 

夕方のPAでの一枚。

夕焼けがとてもきれいだったので車を停めて撮ったのですが、空のグラデーションも美しく写っていますが、僕としては、手前にある木々の立体感の表現にハッとしました。 

1200万画素だけどここまで立体感が表現されるなんて、全然不足感なんてありません。

 

 

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SONY α7S, Vario-Tessar FE 24-70mm F4 ZA, ISO65535 24mm 1/800sec f/4.0

 

 

この写真はα7Sの強みである暗所の高ISO撮影したもの。

 

ISOはなんと65535(Exif記載)!

 

普段は絶対にみないISO値。

ノイズはでてしまっていますが、しっかりと色や物の輪郭は表現されています。

 

これ、当時は電灯こそありましたが、かなりの暗さの中での撮影で、

夜中に散歩しながら撮ってたんですが、同じように散歩している人とすれ違うときに

「この人はこんな暗い中で写真なんて撮れないだろうに何をしているんだろう」

って顔をされたのを覚えています。(ちょっと不審者扱いだったかも)

 

いままで写せなかったもの、写そうとすら思わなかったものが撮れるようになるかもしれないって素敵ですね。

 

α7SⅢは拡張ISO409600と、値こそ無印から変わっていないものの、どうやらノイズ面などはさらに改善されているようなので、星空などを撮ってみたいですよね。

 

 

DSC02854-2

 

 

ノイズレスの星空が撮れるかも????

 

 

家のPCのフォルダを見ると結構な数の写真が残っていたので、別の機会に紹介します

 

 

α7SⅢでやってみたいこと

 

 

ちょっと考えてみるだけで、α7SⅢでやってみたいことがいくつも思い浮かびました。 

 

  • 944万ドットのEVFで写真を撮りたい
  • 4K動画で癒やしの環境映像とか撮りたい
  • 高感度でノイズの少ない星空を撮りたい

 

あー悩ましい。。。

 

 

発売すぐには値段のこともあって買うことはないと思うけど、いつかは手にしてみたい

 

 

 

 

 

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