機材紹介。Aマウント、Eマウントレンズのすべて。ソニーのカメラを買う人にみてほしい!
こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthful)です。
春ですね。
春になると、なにか新しいことを始めたくなってしまいませんか?
新生活がスタートする人も多いでしょう。
なんだかその流れに乗って自分も新しいことに挑戦してみたくなる季節です。
僕のように新しいことを始めたくてうずうずしている人に
カメラを始めるのはどうですか?と、
カメラをα7を持ってもらいたくて、使っているレンズを全部紹介してみます。
- 持ってるレンズ数えてみた
- シーンで使い分ける焦点距離
- ソニーレンズの型番について
- SEL35F28Z
- SEL55F18Z
- SEL85F14GM
- SEL1224G
- SELP1650
- SAL1118 DT
- SAL24F20Z
- SAL50F14
- SAL85F28
- SAL1680Z DT
- SIGMA 50mm F2.8 MACRO
- MINOLTA AF 100300 F4.5-5.6
- Carl Zeiss Jena Biotar 58mm/F2
持ってるレンズ数えてみた
いま手元にあるレンズを並べて、いくつあるのか数えてみました。
全部で13本!
主にソニーのAマウントとEマウントのレンズ。
もう売ってしまったものもあるけど、たくさん持ってますね。
そのほとんどが単焦点レンズでした。
単焦点レンズは撮れるレンズの画角が決まっているので、画角がちょっと狭いなと思ったら被写体から自分が下がる。広すぎるなと思ったら近づく。と色々手間も増えてしまうのですが、その画角の専門家として設計されているので画質面でもズームレンズより有利だと言われています。
そんな専門家たちを使いこなせていたらかっこいいですよね。
僕はそう思っているので、単焦点レンズを多く購入してきました。
ズームレンズが便利なのは間違いないですけど。
シーンで使い分ける焦点距離
単焦点レンズを使うようになってくると焦点距離による撮れる画角の違いが自然と身につくようになってくるので、とっても勉強になります。
例えば、風景写真を撮りたいときは24mm,35mm、、、とか
人を撮りたいときは50mm,85mm、、、とかとか
自分が動きながら撮ることも多くなるので、画角とともに構図の勉強にもなると思っています。
なんとなく写真を撮るのではなく、少しずつ上達していく感覚が味わえるのも単焦点の魅力ではないでしょうか。
ソニーレンズの型番について
予備知識になりますが、ソニーのレンズ型番の中身にはルールがあります。
覚えておくとレンズ購入のときに役立つ情報です。
下の写真の一番左のレンズを例にしてみます。
例えば、「SEL35F28Z」はレンズにはFE 2.8/35と記載されており、
"Eマウントレンズ" で "フルサイズ" に対応していて、開放F値は "2.8"、焦点距離は "35mm" で、"ツァイス銘" の高画質レンズですよ。ってことになる。
レンズのグレードと書いたところはもう少し色々な種類があり、M:マクロレンズ、OSS:レンズ内手ブレ補正機能有、とかもあります。
もちろん何もついていない、いわゆる "無印レンズ" もあり、ソニー製のレンズの中ではGレンズやGマスターレンズよりも安価なレンズになると覚えておくといいかもです。
- 無印レンズ:ソニーおすすめの安価なレンズ
- Gレンズ:画質にこだわった高価な妥協なしレンズ
- GMレンズ:ソニー製の中で画質を極めた値段も最強レンズ
- ツァイスレンズ:カールツァイスの設計基準を満たした共同開発レンズ
値段は、GM > ツァイス > G > 無印 という感じでしょうか。
また、電動ズーム機能があるレンズに関しては対応マウント名の後ろに "P" ってついてます。
これだけ知っていればもう大丈夫。
焦点距離やF値がどんなものなのか、Zがついてるから写りは良いけど高いんだろうな、とか想像がつくようになりましたね。
それでは、レンズを紹介していきます。
焦点距離についても触れていきますので、画角の違いも見てくれればと思います。
SEL35F28Z
最初はやっぱりこれ。
α7R2では一番使っていることが多い、SEL35F28Z。
フルサイズのα7シリーズで使う場合は、焦点距離35mm。
35mmという画角はフィルムカメラと同じ画角であり、カメラとしては馴染みの最もある画角になります。人の目よりも少し広く写るので広角レンズの部類に入ると言われます。
で、このSEL35F28Zは超コンパクト軽量の単焦点レンズ。でも、ツァイス銘付きの画質にも妥協のない写り。
120gととっても軽いので、お散歩に常備しておくのにおすすめのレンズ。
35mmの画角も風景からスナップまでこなせるので便利で愛用しています。
作例を少しどうぞ。
35mmの画角は僕にとっては中途半端かなと最初は思っていましたが、使い慣れるとホントに便利な画角。
軽いのに画質もいいからこんな夏のスナップ写真にもすごい良いし、
冬の美しい夕焼けを撮るにも十分だし。
人を撮るのも○、風景撮るのも○、スナップにも軽いし○。悪いところがそんなに無いかな。
SEL55F18Z
SEL55F18Zは焦点距離55mmの単焦点レンズ。
50mm付近は標準画角と呼ばれ、人の目に近い画角で写せると言われています。
このSEL55F18Zは55mmという画角なので、少し50mmよりも画角は狭いですが、200g台の軽さでありながら開放F1.8という明るさをもつ貴重な単焦点レンズです。
開放F値からキリッとしたピントと解像度を楽しむことができるし、ツァイス銘レンズらしい高いコントラストもお気に入りのポイント。
お値段もツァイス銘レンズとしては、比較的安価なので、αユーザーにはとても人気の高いレンズのひとつだと思います。
作例もどうぞ。
55mmの焦点距離になると、背景のボケが大きくなり被写体がキレイに浮き上がってくるようになりますね。
スナップにも適した画角です。
ツァイスらしいシャープな写りは最初に驚くポイント。
このレンズを使うとコントラストが効いた印象的な写真になる気がします。
キリッとした写真に仕上げたいときはいいかもしれません。
SEL85F14GM
続いては焦点距離85mmの単焦点レンズ。
85mmは主にポートレート撮影に使われることの多い中望遠の画角になります。
僕も最近購入したばかりで使い方をまだまだ勉強しているところ。
SEL85F14GMはソニーの最高画質を追求したGマスターレンズのひとつ。
85mmの中望遠画角で開放F値1.4ととろけるような柔らかいボケを楽しむことができるレンズです。
実際に撮ってみるととろけるボケにニヤニヤが止まらないのですが、それ以上に85mmという中望遠ならではのピントの合っている被写体と背景のボケのメリハリのすごさがたまらないです。
F値も1.4と非常に明るいレンズなので、夜でもシャッタースピードを稼いでぶれない写真を撮ることもできるかと思います。
作例どうぞ。
F1.4と明るいので、夜でも全然OK!
スナップなどで85mmを使うと『場面を切り取る』ようなより印象的な写真になる気がします。
こういうのは中望遠や望遠レンズの腕の見せどころですよね。
動物園で柵越しに撮っても手前の柵は大きくボケてくれるので動物にしっかりフォーカスできます。
最近は重いですけど散歩にも持ち歩くようにしてます。季節の風景を中望遠で切り取るのも楽しいです。
SEL1224G
次は広角のズームレンズ。
僕は風景撮りに購入しましたがその他にも使いみちがたくさんありそうなレンズです。
SEL1224Gはフルサイズ対応のEマウントレンズの中では最も広角な12mm-24mmまでを写すことのできるレンズです。
また、重量も560g程度で、同様な開放F4の広角レンズと比較しても半分ほどの軽さなのが特徴的。
風景写真が好きな僕は、より広がりのある風景写真を撮りたくて購入したのですが、広角レンズは手ブレの影響も見えづらくなるので動画撮影にも適した便利なレンズです。
外を歩きながら動画を撮ったりしてますが、家族全員と風景もしっかり画角に収まってくれるので重宝してます。
作例はこちら。
広角レンズはやっぱり空を撮りたくなりますね。
身近な公園で撮った写真も空と木の立体感、距離感が高まって良い感じ。
風景写真を撮ると空の広さと奥行きがしっかり表現されて印象的な風景写真になります。海とかも撮りに行きたい。
12mmから24mmまで、広角側が網羅されているのでとっても便利です。
この春も写真に動画に大活躍でした。
SELP1650
次は、APS-C対応のEマウントレンズ、SELP1650になります。
SELP1650はα5000,α6000シリーズのキットレンズ。焦点距離は16mm-50mm、フルサイズ換算にすると24mm-75mmの焦点距離になるので、広角側から中望遠までをカバーできる便利なズームレンズ。
しかも、電動ズームなので操作も簡単でデジカメのような操作で初心者でも使いやすいです。
僕はα7R2で使用しています。
SELP1650はEマウントなのでもちろんα7シリーズにも装着できます。
ただし、フルサイズ機で使用するときは画素数が少なくなるので要注意です。
(α7R2では4200万画素⇒1800万画素)
重量も120g程度なので、非常に軽い。ズームもついているので風景も撮れるし人物も撮れる。便利なズームレンズです。
SAL1118 DT
こちらも広角レンズ。ただし、Eマウントではなく、Aマウント用の広角レンズになります。Aマウントはソニーの一眼レフ向けのマウント。
写真の右がSAL1118。
画角はAPS対応で11mm-18mm、フルサイズ換算で17mm-27mmということになります。
今では使用頻度はかなり下がってしまったけれど、広角レンズのすごさを教えてもらったレンズです。
広角レンズを使ってコンポジット撮影がしたくて富士山の近くで朝まで撮影をしたり、
千葉の海で夕方までじっくり夏雲と夕焼けを待ってみたり。
NEX-5にマウントアダプタ経由でつけて色んな所を連れ回しました。
SAL24F20Z
僕が今までで一番使い込んだレンズ。
24mmという広角なレンズですが、モノを撮っても、人を撮っても、風景を撮っても、素晴らしい万能レンズです。
SAL24F20Zは焦点距離24mmでフルサイズ対応。開放F値2.0の明るいレンズ。そして僕にとってははじめてのツァイス銘レンズ。
銀座のソニーストアまで行って、このレンズをNEX-7につけて試写した時に写りの良さにドキドキしてしまって購入を即決したレンズでした。
とにかく青色がきれいに写ります。
東京スカイツリーを見てほしいのですが、解像感も文句なしです。
このレンズとは本当にいろいろなところの風景写真を撮ってきました。
今では24mmの画角が一番自分に馴染んでいるなと感じます。
開放F値も2.0と明るいので、暗いところでもバッチリです。
コントラストもツァイスレンズらしく高く、キリッと写りますし、本当に発色も好み。
初めて買ったツァイスレンズで値段も高かったのですごい思い入れがあるレンズです。
SAL50F14
Aマウント向けの標準画角レンズになります。
焦点距離は50mmになります。
開放F値が1.4の50mm単焦点レンズにしては、非常にコンパクトでなんと値段も良心的。Aマウントでは撒き餌レンズ的な50mm単焦点レンズです。
Aマウント機であるα900につけるとバランスが非常に好きでよく使っていました。
コンパクトで安いのだけれど写りは十分。
開放F値で撮るとボケ感がたまりません。
標準画角で風景を切り取るのも楽しい。
こういった写真が撮れるのも50mm、開放F値が1.4と明るいレンズだからこそ。
でもα7R2だとLAEA4というマウントアダプタじゃないとAFが効かないのがなぁ。残念。
SAL85F28
このブログでも度々登場してきた85mmの単焦点レンズ。
見た目からわかる小型さ。それに似合わない性能の高さと値段の安さが売りのAマウントレンズです。
中古だと1万円台で手に入ります。
公式も認める撒き餌レンズ。
写真を見ると値段に似合わない解像度の高さにびっくり。
85mmであれば空に大きく広がる花火を撮ればこんな写真も撮れる。
マウントアダプタを使ってでもEマウントで使う価値のあるレンズだなーと思います。
85mmはGMレンズを最近購入しましたが、このレンズは手元の置いておこうと思っています。
SAL1680Z DT
AマウントAPS向けの撒き餌ツァイスレンズがこれ。
写真をみるとわかるようにツァイス銘のついたAPS向けレンズ。
焦点距離は16mm-80mm、フルサイズでは24mm-120mmと広角から望遠側までカバーできる万能画角のレンズ。開放F値は3.5-4.5。
値段も中古であれば3万円程度で、EマウントでいうとSEL24105あたりが近い仕様のものになるかもしれませんね。値段は数倍違いますけど。
あ、そう考えるとSELP1650も結構近いのか、仕様が。
最近ではNEX-7に装着して使用したりしています。
単焦点レンズ好きなのですが、ズームレンズを使いたいときもたまーにあります(笑)。
昨年は東京駅付近でいろいろとSAL1680Zで撮影しましたが、画質も十分だなという感じでした。
SIGMA 50mm F2.8 MACRO
唯一持っているマクロレンズ。コスパならSIGMAかなと思って買ったレンズ。
最近はモノ撮りに活躍してくれているレンズです。
50mmという焦点距離なので、普通にスナップ用のレンズとしても使えるのがうれしいところです。
ここまで寄れるのはホントに魅力。
花とかを撮るのにも憧れますよね。
生産は完了している模様です。
MINOLTA AF 100300 F4.5-5.6
このレンズはミノルタαマウント時代の古いレンズ。とは言ってもAマウントレンズとして使えますので、α900では普通にAFが効きますし、Eマウントのα7R2ではマウントアダプターを使えば使用することが可能です。
焦点距離は望遠で100mm〜300mm、開放F値は4.5-5.6、フルサイズ対応のAFレンズになります。
中古で購入したレンズなのですが、レンズ内曇りがあるということでお値段なんと3000円!!!
望遠レンズを持っていなかったのでダメ元で買ったレンズです。今では値段以上に活躍するレンズになりました。
黒部ダムに行った時の1枚。
レンズ内の曇りは日中は感じることはありません。
夏の雲を撮った1枚。
望遠で空を切り取ると、迫力が増した1枚になりますね。これで3000円。
オールドレンズを試してみるのもいかがですか?
Carl Zeiss Jena Biotar 58mm/F2
1950年くらいのドイツで作られたオールドレンズ。
オールドレンズを味わってみたいと1本だけ手を出してみたレンズがこれ。
60年以上前のレンズが普通に写るというのもすごいですよね。
『レンズは資産』まさにその通りですよね。
こんな感じでマウントアダプタを装着して使用します。
Eマウントはマウントアダプタも充実しているので、このM42-Eマウントアダプタは2000円くらいで購入した気がします。
マニュアルフォーカスでの撮影になりますが、EVFでピーキングが確認できるので、とっても楽。撮ってみるとなんとも不思議な味わい。
背景の雲が水彩画のような写り。
近くのものを撮るとぐるぐるボケもでるし、撮っていて楽しいレンズです。
雲を撮っても解像感ばっちり。
味わいあるなー。
すごい長くなってしまいましたが、
これで僕の持っているレンズは全部。
何かの参考になればうれしいです。
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