α7R2と単焦点レンズで撮る東京ゲートブリッジ 焦点距離による違いを紹介します(作例有り)
こんにちは、ゆーすふる(@yo_uthful)です。
結構前になるのですが、東京ゲートブリッジの写真を撮りに行きました。
夕焼けがとてもきれいだったのですが、
見返すと単焦点レンズの作例紹介として良さそうでしたので、
記事にしてみました。
東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジ。約10年かけて建造され、2012年に開通した橋で、江東区若洲にあります。
そのフォルムから「恐竜橋」とも呼ばれているそうです。
ずっと前から写真を撮ってみたかったのですが、ようやく行くチャンスがありました。
(行く決心をするかしないかだけですけど。)
場所に関しては下の地図を参照ください。
神奈川県からはちょっと距離がありますので、車で向かいました。
撮影スポットとしては、橋のすぐ手前にある「江東区立若洲公園」が良いです。
駐車場も広いですし、橋の上まであがれるエレベータとも直結しています。
また、キャンプ場も隣接しているようで、休日はワイワイ賑やかにBBQなどが行われているようです。僕が行った時も仕事終わりの飲み会をやっているようでした。
釣りの人気スポットでもあるようですよ。
ここからの夕日は最高なのでおすすめのスポットです。
駐車料金は…すみません、忘れました。
撮影機材紹介
いつも代わり映えしない機材くんたちになってしまいますが…
α7R2:2015年発売。4200万画素の他画素フルサイズミラーレスカメラ。α7R3やα7m3が登場した今では、バッテリーが持たないだのでみるみる安くなってて悲しい。まだまだ現役。
SAL24F20Z:フルサイズ対応24mmの広角レンズ。風景を撮る時には必須のレンズ。人生で初めて買ったツァイス銘のレンズ。Aマウントレンズなのでアダプタ必須。
SEL35F28Z:フルサイズ対応35mmのEマウントレンズ。軽いので持ち運びがとっても楽ちん。高性能をぎゅぎゅっと凝縮したような見た目も良い。
SAL85F28:フルサイズ対応85mmの標準-中望遠レンズ。Aマウントレンズの中では「撒き餌レンズ」と呼ばれ低価格なのが魅力。鏡筒もプラスチック製で軽くサイズも小さい。安さと裏腹にでてくる画は解像感もありとってもお気に入りのレンズ。SAMなのでLA-EA3でもAFが効くのもうれしいところ。
LA-EA3: α7シリーズなどソニーEマウント機でソニーAマウント用レンズを使う際のアダプタ。α7R2ではセンサ内の像面位相差AFによりSAM/SSMのモータ付レンズであれば高速AFが可能です。必需品。
すべてが単焦点レンズです。
単焦点レンズ
単焦点レンズとはその名の通り、焦点距離がひとつしかないレンズです。35mm/50mm/85mmなど、それぞれの画角でしか撮影できません。ズームなどはできませんので、寄りたいときは自分が寄る、引きたいときは自分が引く。構図などはレンズのズームに頼れませんので自分で動きながら決めていく必要があります。
これは面倒そうではありますが、撮る楽しみでもあります。思い通りの構図や画角になった時の嬉しさがありますから。
単焦点レンズは決まった画角しか撮れませんが、その画角の専門家です。
その画角で最高の画をおさめるために妥協のないレンズ設計になっているため、ズームレンズよりもきれいな画が撮れると言われてます。もちろん値段による差分はあるかと思います。
また、単焦点レンズばかり揃えているとレンズの交換回数がものすごい増えますから、センサ面へのゴミなどの混入を考えるとちょっと怖い面もあります。
ということで作例です。
SAL24F20Z
まずは僕の中で風景撮りにはマストの広角レンズDistagon。24mmと広角ながら開放F値にすればとても明るく、星空を撮るのにもいいです。おまけに結構寄ることもできて万能。西野監督的に言うならポリバレントな選手です。
沈む太陽と東京ゲートブリッジ、広い空と広い海。世界を広く撮ることができているような気がします。橋の大きさと空のグラデーションまでおさめてくれるのが広角レンズのいいところ。また、ツァイスレンズらしい高いコントラストもカメラの背面液晶で撮った写真を確認する度にニヤッとさせてくれます。
やはり広角レンズは風景との相性がとてもいいですね。
SEL35F28Z
こちらはα7シリーズではスナップ写真でマストアイテムの35mmツァイス。約120gしかない薄型軽量レンズなのにツァイス銘に恥じない画を出してくれるレンズです。
画角も35mmなので狭すぎず広すぎず、使いやすいかと思います。外出するときはとりあえずこれを付けておけば間違いなし。
値段も”ツァイスレンズとしては”安めですので、α7シリーズを購入してレンズに困ったらまずこれを。
釣りを楽しんでいる人たちを良い被写体にさせていただいて、空と釣り人たちのコントラストを楽しむ僕。
35mmでも十分風景写真は撮れますし、スナップ写真っぽさがでていいですよね。最近お気に入り画角。
24mmのレンズのときより橋がだいぶ近く感じますね。α7R2はISOを上げてもノイズが出にくいので開放F2.8レンズでも十分明るく撮ることができます。手持ちで行けちゃいますからね。
こちらも参考にどうぞ。
SAL85F28
上にも書いたとおり、Aマウントの撒き餌レンズ。
中古なら1万円台で手に入るかもしれません。
AF時はウィンウィン鳴きますが、軽いし全然OK。AFモーターがSAMなのでLA-EA3でもAFが可能なのもうれしい。
マウントアダプタが必要にはなってしまいますが、フルサイズ対応のEマウントレンズにはない安さはとっても魅力だと思います。
どうでしょうか?
85mmだと、こういった建造物に焦点を当てた撮り方が多くなるかなと思います。
しかし、拡大して見ても橋の鉄筋まできちんと解像していませんか?自分のPCディスプレイに全画面表示して驚きましたよ。これが1万円台(中古)のレンズとは思えません。もうこれは買いですね。
僕もAマウントの85mmPlanar、Eマウントの85mmGMに何度も買い換えようかと思いましたが、この写真を見て見直しました。
オールドレンズや他社マウントを含めて、このように別のマウントのレンズの良さにも気づける。
これはミラーレスカメラの良いところなのでしょうね。
画角やレンズ選びの参考に少しでもなれば幸いです。
東京ゲートブリッジ。 夏の大きな雲がある時期にまた撮りにいきたいです。
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